岸本 祥太

樹の表象  15.8×22.7 岩絵具、高知麻紙

自然が生み出す多様な造形と、日本画の顔料が持つ特有の質感に魅力を感じて制作しています。
風雨に晒された木や岩は、永い年月を経てそのものらしい美しさを宿していきます。
それは、ただ命を継続するための変容であると同時に、力強い表現のようにも感じます。
また、制作には日々の実感が伴います。
自然のように、目的もなく何かを生み出すことが出来れば、自分がどういった存在であるかを確認できるのではないかと考えています。

1994 兵庫県 加古川市 生まれ
2014 年 2014 京展 館長奨励賞(京都市美術館)
2015 年 県展 入選(兵庫県展 /原田の森ギャラリー)
2017 年 成安造形大学芸術学部 卒業
2018 年 Flag of the West 2018 (佐藤美術館、森田画廊、数寄和)
2018 年 第45回創画展 入選 (同 2020,21 年/東京都美術館)
2018 年 HOT サンダルプロジェクト 2018 (香川県 塩飽諸島にて一か月の滞在制作)
2019 年 第20回広島市立大学卒業修了制作展 修了制作優秀賞(広島市立大学芸術資料館)
2019 年 広島市立大学大学院 芸術学研究科  博士前期課程 修了
2019 年 第 20 回 芸美会(同 2020,21 年/福屋八丁堀店 美術画廊)
2019 年 第 3 回LinkS展 (同 2020 年/ギャラリーF)
2020 年 50 人の日本画サムホール展 ―希望のひかり― (ギャラリー恵風)
2021 年 第 47 回 春季創画展 入選(同2022年/京都文化博物館)
2021 年 第 28 回 臥龍桜日本画大賞展 入選(webにて開催)
2021 年 ギャラリーへ行こう2021 入選(同2022年/数寄和)
2021 年 Flag of the West 2021 其々の景色 (新宿高島屋美術画廊)
2022 年 個展 「存在」 (ギャラリーマロニエ4F)
2022 年 京都日本画家協会第9期展 (京都文化博物館)現在 創画会 会友
京都日本画家協会 会員
京都芸術大学通信教育課程 日本画コース スクーリングアシスタント