村上 明花里

灯下の虚 174×219cm  2021 土佐麻紙、岩絵具、箔

舞台空間をテーマに制作しました。様々な仕掛けや機構、照明効果によって現実に在りながら幻想的な世界へと誘う演劇空間に魅せられ、自身の日本画表現中に一つのテーマとして取り入れられないか考えるようになりました。この作品では舞台の中で印象的だった回転木馬をモチーフに、戯曲から創られる世界を虚構の空間として画面に構築するとこを試みました。

2017年 グループ展「43丁目」谷中寺町美術館(東京)
2019年 グループ展「くすのき通り展」下北沢gallery space sprout(東京)
2020年 崇城大学芸術学部美術学科卒業
2020年 第20回福知山市佐藤太清賞公募美術展日本画の部特選横浜賞
2022年 広島市立大学芸術学研究科博士前期課程修了
修了制作優秀賞
2022年 再興第107回院展初入選
現在 広島市立大学芸術学研究科博士後期課程1年在籍