広島市立大学芸術学部日本画専攻の授業風景を紹介します。
今回は学部1年生「植物写生」の講評会の様子です。
この授業では2枚の作品制作をします。1枚は今まで慣れ親しんだ透明水彩絵具を用いて百合のスケッチを制作(イーゼル下段)、もう1枚はそのスケッチをもとに岩絵具を使って日本画を制作します(イーゼル上段)。この課題は1年生が初めて日本画の絵具に触れる課題であり、それぞれが苦戦しながらも創意工夫を行い、作品を完成させています。
講評会では、制作者が作品意図や難しかった点、上手くいった点などをプレゼンテーションし、教員がそれに答える形で具体的な提案を行います。複数の教員による多角的なアドバイスを受け、次回作品への改善点を練る機会になっています。